きのうのブログの最後に書いた・・・
「旦那さんだけが頼り」の話。
確かに、フィリピンのことで右も左もわからない、お友達がいないうちは
ホント、「旦那さんだけが頼り」なんですね
会社によっては「日本人はうちだけ」「家族帯同はうちだけ」っていうところあると思います
私のお友達にも、実際そういう人が何人もいました。
私の場合はラッキーでした
兄さんの職場、家族帯同が多かったし(他の会社に比べたら少ないのかな?)
フィリピン到着して翌日には食事会してもらえたし。
1家族はとても近所だったのと、年齢の近い奥様がいたのでラッキーでしたね
2005年のことです
まだ結婚前、兄さんが最初にフィリピンに行ったとき、ミンダナオ島についてネットで検索しました
ミンダナオ島でも、カガヤンデオロという比較的安全な場所ではあったのですが
ネットで見た情報にはいいことは何一つ書いてありませんでした。
行って半年たったころ、一時帰国してきた兄さんから
「8か月だけの予定だったけど・・・俺、まだ帰れへんよ」
「帰れないからフィリピン来て」
と言われまして
帰ってきたら結婚する約束だったのに、フィリピンに来いと言われてしまい
行きたくないので大泣きして抵抗しました・・・
だって、その頃、私にとって、フィリピンに対するイメージって、
子どものころTVで見た「マルコス政権」とか「若王子さん誘拐事件」とかしかなかった・・・
実際はそこから何年もたって、住みやすい環境になっているはずなのに
私はそんなことちっとも思い浮かばなかったし、わかりませんでした。
で、行くと決断するまで少し時間かかりましたね・・・
フィリピンに来る時、「ウキウキ気分」でいらした方もいると思いますが
私はウキウキもなにもない、「来たくなかったのに・・・」派です。
決断してきたけど「しぶしぶ来た」わけです
それからは少なくとも最初の3年間は・・・1年中帰りたいと言ってました
ウキウキ気分になれなかった訳の1つとしては・・・
やはり、兄さんがミンダナオ島に行ったときと同じように、マニラについてネットで調べたわけです
しかし、私が知りたい情報が何一つでてこない・・・
目に付いたのはオネーチャンのいるお店のこととか、風俗入り浸っているおじさまのブログとか
そんなのばっかりで・・・
いまとなってはたくさんあるフィリピンの駐在妻のブログもぜんぜんなかった(2007年当時)
ここ3年くらいでいらした方は、みんな
事前にネットでいろいろ検索してて、けっこう駐在妻のブログから情報を得ている人が多くて。
私がフィリピンに来た頃にはありえなかったであろうくらい、事前に情報を網羅してらっしゃる。
みんな勉強家です。
私は事前に情報を網羅できなかった人なので、
結局「兄さんが頼り」になってしまい
兄さんでもわからないことは会社で聞いてきてくれたり
同じ会社の奥様方にはいろいろ助けてもらいました
でも、ここの生活に慣れてくるうちに「兄さんの情報だけじゃあかん・・・・」と思うようになります
今となってはヘビーユーザーですが
カルティマールでのお魚の買い付けや、木曜日のベンゲット野菜。
中華街で買ってくる肉まん・ちまき・エビワンタン・生麺。
食物サークルのおいしい「味噌」
そして、きのうも書いた「アヤラ・トライアングル」
・・・・兄さんは全く知らなかったわけです
お友達から聞いたりフィリピカに参加したりで情報を得てきました。
食に関しては非常にうるさい兄さんは
ちょっとおいしいもの買ってくると「おまえ、これ、どこで買ってきたんや!また買ってきて!」
「その店、どこにあるんだ?教えろー」
兄さんが中華街にでかけていったときは、現地から「ちまきのお店はどこだ!」とテキストが入りました(笑)
聞くところによると、単身できている男性は外食が多かったりメイドさんに作ってもらったり
食材を買い出しするのも日本食材店で片っ端から全部買っちゃっている人が多いようです
なので、おいしいお食事処はたくさん知っていたとしても
ローカルでどれだけおいしいものを買えるとかまではあまりご存じないかもしれません・・・
生活している中で、使用人のこととか
ご主人に判断をゆだねなければならないこともたくさんありますし
ご主人を頼らなければならないこともたくさんあります
でも!食のこととか生活用品のことになったら
やはり女性のほうがたくさん知っているでしょう。
気になることがあったら身近な駐在奥様に聞いてみるのがいちばんでしょう。
旦那さんに元気に仕事をしてもらうため、おいしい食生活と快適な環境を用意するのが
駐在妻の勤めの1つだし
(エラそうに・・・(-_-;))
あまり妥協せずおいしいもの・良いものをgetできるといいですね
・・・あ、でも適度に妥協したほうがいいこともあります(笑